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2009年11月 1日 (日)

イギリス紀行文 其ノ弐

10月23日(金) 

部屋の鍵はカード式。

ブリテンの階の数え方は、グラウンド・1・2・・・となる。

エレベーターの表示も、0・1・2・・・となる。

地下は? -1で表記されていた。

Dのルームナンバーは518。日本式に言えば6階。

ダブルを1人で使うことになる。クッションはフカフカだが、シャワーはなんじゃ、こら。

半径1mくらいの円を思い浮かべて頂きたい。当然、バスタブは無し。

半筒形(ラップの芯を、縦に半分に切ったものを想像されたし)のドアを閉めると、まさに世界はラップの芯の中。Dが閉所恐怖症なら、1分で悲鳴を上げているな。

あるべき物がないと言えば、冷蔵庫がない。ポットとインスタントコーヒーはある。

Dはコーヒーが飲めない(少なくとも自分では飲もうとは思わない)お子チャマなので、紅茶の方がありがたかった。

あまりの疲れのため、即座にベッドでバタンキュー。かと思いきや。

ふとTVを付けると、そこにはUEFAチャンピオンズリーグ。

俊輔の去ったスコットランドのチーム・セルティックが対戦中。つい見入って、就寝が遅れる。

味気ない、逆に疲れの溜まりそうなシャワー(とても入浴とは呼称できない)を済ませ就寝。

明日はビクトリア駅に8:00集合。乗り換えは1回なので、1時間を見ておけばよかろーて。

目が覚めたら真っ暗。

寝過ごした可能性は少なそうなので、時計を確認すると0:30。

体は疲れているのに、脳は緊張状態で就寝態勢を整えられないよーだ。

TVを見て退屈を凌ぐ。夜は通販が多いのも日本と同じ。

イギリス人は「honest」であることを重要視する民族であるという。

英国料理が、世界各国の舌に合わないとされるのも、「正しい」調理法が重要視されるからであり、ローストビーフでも、「20分焼け」と指定されているなら、20分きっかり焼いたローストビーフが尊ばれるらしい。

洗剤のCMが流れていた。就学前の女の子が何人か草原で遊んでいて、その娘たちに優しいことを強調しているよーなイメージCM。

日本なら「汚れがこんなに落ちる!」とかを強調するはず。お国柄が滲み出る。

個人を強調したCMは少ない。Iチローがビールを飲んでたり、A石家Sんまが醤油を持って踊ってたり、そんなCMは少ない。

有料チャンネルが多く、「この番号と契約して!」的なCMが多い。

日本のように語呂合わせで覚えさせる番号はなく、「67444」なら「six,seven,triple four」となる。

延々とスポーツニュースを流し続ける局もある。スポーツニュースなら、言語に疎いDでも理解できる。

サッカーのニュースが多いのは勿論だが、ラグビー・クリケットのニュースも多い。イギリスの国技って、何だっけ?

TVのメーカーはLG。画面に表示された「LEFT RIGHT」と「LEAF FIGHT」は似ている。

「cbbc!」のチャンネルアピールが印象的だった。

寝る → 起きる → 寝る → 起きる を繰り返しているうちに、時刻はよーやく6:00。

朝食は6:30から。歯を磨いたり着替えたり、用意を済ませ1Fへ。

レストランらしき場所に足を踏み入れるも、全然その用意がない。日本人じゃないから時刻もいい加減なのか・・・?

早めに朝食を摂らないと、集合時刻に間に合わない。意を決してフロントに尋ねる。

「Where is breakgast?」

「1st floor」

指を天に指しながら答えてくれる。そかー、朝食は2階か。

Dのいたところは、インターネットの使えるカフェだったらしい。USBを持ってきていればブログの更新もできたろーが、USBを紛失すると目も当てられないし、料金の払い方もメンドくさそーなのでヤメ。

朝食会場に1歩足を踏み入れると、係員が入り口で応対。

「コンチネンタルは~、ここ、ここ、ここからとり放題。ここは~、イングリッシュじゃないとダメ~」

まあ、こんな感覚。

基本的にバイキングなのだが、コンチネンタル形式だと食べられなくて、イングリッシュ形式だと食べられるコーナーがある。

ソーセージ・ベーコンなど、それなりに美味しそうな食材が並んでいるのだが、お値段も4£追加される。

同じレストランのバイキングの食事に差別化を図るなんて、日本では考えられないことだが、これが文化の違いってヤツか。

ジュース・パン・ハム・チーズ・フルーツを皿に盛り、黙々と腹に詰め込む。

チーズは古い石鹸のよう。しまった、取りすぎた。

デザートにヨーグルト。「Pur」とあるのを「プルーン」だと思って選ぶも、何の味もしない。だ・ま・さ・れ・た。

そーか、これは「Pure」の短縮形か。

7:00前に宿を出奔。外はまだ真っ暗。

日曜日にサーマータイムが終わる。それまでは、7:30に空が白み、8:00に夜が明けるよーな感覚。流石は緯度50°。

昨日はシングル(片道)のチケットを買ったが、本来ならトラベル・カード(1日周遊券)も存在する。

それを購入したかったのだが、買い方が分からないのでシングルを購入。

日本の地下鉄との差異は、昨日の分にも記入したが、まだまだまだまだ存在する。以下はロンドン滞在中に気付いたことの列記。

・プライオリティシート(シルバーシート)を守っていないのは、ハポンと一緒。

・座席は4人掛けだったり対面式だったり、路線によってまちりんまちりん。

・携帯かi-podをいじっているヒューマンが多い。

・座席に新聞を置きっぱなしにしている輩が多い。

これについては、ロンドンでは新聞が無料で配られていることに起因する。

駅の入り口で、売り子っぽい連中が、ビラの感覚で新聞を配っている。

必定、多くのヒューマンが新聞を手にするわけだが、無料なので有難みも少ない。

となると、役目を終えた新聞は、網棚も専用の回収BOXもなく、座席に置きっぱとなるディスティニー。

数少ない構内のゴミ箱は、新聞で溢れかえっている。

女性でも平気で座席の新聞を取って読む。これは偏見か。

・急に電車が駅間で止まる。これは何らかの事故があった可能性大だが、詳しい英語の聞き取れないDに、事情の把握は困難。

・「バンク」「テンプル」という駅名がある。何銀行と何寺なのかは分からん。K鉄G園前みたいな感覚か。

・地下鉄マップに名前はあるが、実際には停車しない駅も。社内放送では「The next station is closed」と紹介されていた。

うっかりすると、「クローズド」という駅名が存在するのかと錯覚する。

・走行中に、車内の照明が点いたり消えたりする路線も。それでも連中は平気で新聞を読んでいたが。

・クラウド時、男の膝に腰掛けているバカップル。

・車両間の移動不可。物理的に。

・地下鉄なのに窓が開く。

・必要最小限の照明しか点いていない駅も。夜道の街灯を思い出させる。

・構内時計はデジタル表示で、秒単位で表示される。

・駅名が、1mごとに表記されている。つまり、電車のどこに乗っていても駅名が確認できる。

・車内放送がない線。

・電光掲示板がない線。

路線ごとの特徴が出ていて面白い。ただ、それなら外見も分かりやすく統一してほしかった。路線ごとに設定されている色と車体の色を合わせるとか。

豪州で「白豪主義」が取られていただけあって、黒人比率は高くないと思っていたのだが、全然そんなことはない。

ただし、アジア人・スキンヘッド・髭の3点セットは相当珍しかったらしく、他のアジア人よりはDはかなり浮いていたよーな気もする。

まぁこんなもん。目的のビクトリア駅には7:40到着。よし、余裕。

・・・だったのだが、集合場所の「みゅうステーション」の場所が分からず右往左往。

見知らぬパン屋のおじさんに声を掛けられ、近いと思われる場所までは来る。

「え~、それよりも先に集合を急ごうよ~」

標準語を聞いて涙を流しそーになるなんて。宮沢賢治の「ふるさとの、なまりなつかし~」の件が思い浮かぶ。

3人組の日本人女性。この時刻に集合とゆーからには、Dと目的地は同じだろう。図らずもストーカー。

失敗。はぐれた。

警官のよーな格好をしている駅員に聞くも要領を得ず。もう1度、3人組とはぐれた付近を散策。

「MISO」と大きく書かれた看板の向かい側に、その代理店はあった。素直に道路を渡れば一発だったのに、日和って引き返したのが失敗だった。

到着は8:00ジャスト。遅れていれば、ほっていかれていた可能性だってあるだけに、心底安心した。

先ほどの3人組の姿も。Dとその3人組の他は、老若はあるもののカップル。

日本人らしき係員が、流暢な日本語でボードを掲げている。異国の地に沸いたささやかなオアシス。

「ロンドン半日観光」の参加者は、全部で10名。全員日本人。

まずは5分歩いて「ビクトリア・コーチ・ステーション」へ連行される。要は、非常に大きなバスターミナル。

トイレの前で一時停止。

「トイレは有料です。20ペンスです」

・・・2£硬貨しかないぞ。

目の前に売店。99ペンスの水を購入、お釣りに20ペンス硬貨を要求。

「トイレ? ならそこで両替してくれ」とまさかの両替拒否。Dの手元には1£硬貨と1p硬貨。

仕方なく、階段を降りてトイレに向かう。・・・ちゃんとお釣りが出るじゃないか。添乗員の説明が足りないぜ。

どーも腹具合がユルい。よっこいせっと。

ふぅ。

!!!

彼ったらとても強情で、上手に流れてくれないの!

ロンドンのトイレの水流は、極めて弱い。2度3度、ボタンを連打して、何とか目的の80%は達成する。

あとの20%については? ごめんなさい。

立つ鳥跡を濁しながら、バス乗り場に到着。ここで添乗員チェンジ。でも日本人のよーでよかった。

30人乗りくらいのバスを貸切。マイクロバスみたいなもん。

「えー、ロンドンには1日のうちに四季があると言われておりまして」

まさにその通り。朝はムチャクチャ寒かったが、昼の陽だまりは汗が滲み出すほど。

バスは一路ロンドン塔へ。行きすがら、ウェストミンスター寺院・ビッグベン・ロンドンアイなどの観光名所に出くわす。

バスの車窓からシャッターを切るも、上手くレンズに収まらない。

「この辺は、後でゆっくりと時間を取りますよー」 早く言えって。え? 言ってるって?

そんなこんなでロンドン塔到着。塔と言っても、昔で言う要塞。

古くは王が居住していた場所。

現在は王室が管理しており、衛士の姿も見られる。ただし、黒帽に赤服のイメージ通りのものではなく、紺色の地味な服装。

「夏目漱石もっと読んどいたらよかったね~」とは、例の3人組。むぅ、そーいえばそんなの書いとったな。

衛士たちが、剣で出口をちょんとつつく朝の儀式を見届けた後に場内へ。

「ロンドン塔からカラスが消えると国が滅びる」との言い伝えがあるそーで、場内では9羽のカラスが飼われている。

遠くまで飛べないよーに、羽を少しカットされているそーで。でも、1日200gの生肉が与えられているそーで。

王宝・拷問具・武器などを見学。

エリザベス女王が即位の際に用いられた王冠も展示。

○パンⅢ世なら、どーやってスティールするだろーかと想像を膨らませていたDは、健全なハポン人の言えるだろーか考察せよ。

世界最大のダイヤモンドも展示。回転寿司並みのスピードの動く歩道に乗り、表裏両方を観察できる。

ヘンリーⅧ世の使用武具の展覧会開催中。

兜が、加トちゃんに似ていて面白かった。「零」に出てきた、クイズの館の主のよーな顔。

ハポンのT皇も、保管している宝を展示して入場料を掠め取れば、自給自足できると思うんだがね。

続いてテムズ川クルーズ。Dの滞在中、奇跡的にほとんど雨が降らず、この日もいわゆるピーカン。

2階席が露天になっており、風も心地いーし眺めも最高。

タワーブリッジ・ロンドンブリッジ・ロンドンアイなどお馴染みの建造物の他にも、様々な由緒正しそうな建物をカメラに収める。

タワーブリッジとキャメルクラッチ。子供心に怖かった必殺技。

現在のロンドンブリッジは2代目。初代は、アラブかどっかの金持ちが買い取って、砂漠まで持っていって組み立てているそーな。

よほどの物好きか○ティガイだな。

ロンドンアイは、2000年に建てられたでっかい観覧車。

ゴンドラの数が32個なのは、ロンドンの行政区の数なんだそーで。

東京なら23個?

ゴンドラが1つ故障しているのか、取り外されている。実は行政区が1つ減ったとか?

深読みのしすぎだな。

「ロンドンに市長はいらない」と強硬した首相がいて、その際にロンドン市庁舎は売却。

その後、市制が復活。現庁舎は、前面鏡貼りの卵型。旧庁舎はホテルとなっており、地下は水族館となってるそーな。

下船後、5分ほどバスで移動。左側通行なので違和感も少ない。

信号無視する輩が多いのもハポンと一緒。ただし、車は歩行者の姿を認めようが、速度を落とさずビシバシ突っ込んでくるので注意が必要。

都市高のよーな高架はない。一定以上の高さの建造物の建設には敏感なよーだ。

間もなくウェストミンスター寺院に到着。詳しい説明は忘れた。

「ここが絶好のシャッターポイントですー」

カメラを構えよーとすると「スリには注意してくださーい」

背負ったリュックのチャックを開けられることも頻繁にあるそーで。

リュックを前に背負っている(?)ヒューマンも見かけたが、それくらい用心に越すこたぁないとゆーことか。

ハポンでは、そんなに警戒することもない。やはりハポンは、セキュリティの高い国。

慢心はいかんが。

国会議事堂・ビッグベンもカメラに収め、特にビッグベンについては、12:00の鐘を動画に収めることもできた。

スコットランド・ヤードを抜けて、バスは「パツ金が無給で(バッキンガム宮殿)」へ。

「今月は偶数日が衛兵交代式のため、本日の衛兵交代はございません。衛兵も紺色の服になりまーす」

がっくり。

最後はトラファルガー広場で解散。

「午後の大英博物館ツアーも参加したいんですけど、いいすかね?」「あ、多分だいじょーぶですよ」

日本では、最小催行人数(2名)を切ったため、予約できなかったツアー。

大英博物館を見に行くのか、大英博物館の展示物を見に行くのかは微妙。全ての判断は見てから。

日本のデパートでは、三越が有名。こっちのは、ハロッズくらいしか知らん。しかも、ショッピングには興味がない。

トラファルガー広場。ネルソン提督の像が、やたら高いところに建造されている。

広場の前には国立美術館。こっから大英博物館までは、歩いていける距離だとゆーこと。

現在12:30。大英博物館の集合は14:30。

昼食 - 国立美術館 - 大英博物館 の順で回るには丁度いーんじゃないか?

とゆーことで、近くのパブへGo!

メニューでは、食事の分は記載されているが、ドリンクのメニューがない。

むぅ、ビールのメーカーなんぞ知らんぞ。

男は度胸、坊主は読経、Dの今回のパブでの使命は、(1)キドニーパイ(2)フィッシュ&チップス(3)ローストビーフを制覇すること。

まずはキドニーパイを蹂躙するぜ!

「What kind of beer do you have ?」

・・・またまた通じませんですた。

店員の言葉の切れっ端に「bitter」と聞こえたので、「ビター、ビター」と連呼。

キドニーパイ:ステーキ・キドニーパイと呼ばれることも。

ステーキの文字に騙されるな。ビーフシチューのパイ包みみたいなもん。

追加注文する気マンマンだったが、付け合せのポテトのボリュームがすごい。

期せずして、炭水化物ダイエット・肉食ダイエットが達成できそーだ。

ビールには利尿作用がある。トイレ、トイレっと・・・

ありませんですた。

「→ darts」と書かれた看板は発見したものの、諦める。

きっと、国立美術館(ナショナル・ギャラリー)にはあるだろう、という淡い期待も込めて移動。

イギリスの美術館・博物館は基本的にタダ。ただし、入り口で寄付金を求められることがある。

「1£をご用意下さい」と読めたので、入り口の透明な賽銭箱のよーなものに硬貨を投入。まあ、トイレ使用料だ。

日本のよーに1周するよーな形式ではなく、それぞれのテーマに沿った部屋が、アタック25の升目のよーに集合体を為している。

どの部屋を見ても自由だし、どの部屋を見なくても自由だ。

周りを見渡すと、トランシーバーの子機のよーな機械をぶら下げている。そーか、これが音声案内か。

取りに戻るのも面倒だし、借りるのにいくら掛かるのかも分からないので、そのままぶらぶらすることに。

期せずして、「ひまわり」が目に入る。日本で展覧会を開いたら、人だかりで目にするのも困難であろー代物が、ごく普通にポンと飾られている。

こいつは写真に収めたかったが、館内は撮影不可。眼福に留めることにする。

携帯マナーについては、超後後後進国。

電車内でも美術館内でも、平気で電話をするし、マナーモードにもしていない。

公共の場でも沈黙を強いるハポンの方がおかしーのか。分からん。

お土産。絵の目録みたいなのを購入。

開くと、一輪のひまわりの花になる傘は欲しかった。しかし、荷物になるお土産は嫌だ。

ハポンも、子供用だけでなく、もっと絵画的な傘を作ったらバカ売れすると思うんだけどなぁ。

「痛傘」とか、結構需要があると思うよ。

あ、トイレはちゃんと地下にあったよ。

14:00観覧終了。さて、大英博物館へ向かいますか。

午前中にガイドに教えてもらった道を行く。

ダブルデッカー、縦に2台つながったバス、2階の屋根がないダブルデッカー、赤・オレンジ・銀のカラフルなパトカーなど、車を見ているだけでも飽きない。

日本車では、ホンダが人気。プジョーやフォードも多い。

ホンダ・トヨタ・マツダの車は視認したが、どれも日本とは仕様が違う。そりゃそーか。

途中、炭酸水を購入。「still」と「sparkling」の味の違いを確かめるのも、今回の旅でやってみたかったこと。

・・・全然着かんぞ。また道を間違えたか?

疑心暗鬼に陥るも、「右折:British Museum」の看板を見つけてホッと一息。

・・・右折しても、大英博物館に辿り着かない。できるだけ優しそうなメガネ男性を選んで道を尋ね、やっとこさゴールイン。

到着は14:35。革靴で来たことをひたすら後悔する。

ツアーのボードを掲げた日本人を発見して安心。

「え?! 2人だって聞いてましたけど・・・」

どーやら、Dが追加されることが伝わっていなかったらしい。「みゅう」に確認を取ってもらって事なきを得る。

電話の最中、スパークリングの栓を開ける。

Q:30分カバンの中で揺られた炭酸水の栓を開けるとどーなるか?

A:隣の人にひたすら謝りました。

つーか、もう1組のカップルは、午前中のツアーで同じだった方。

「すいません、割り込んだ形になってしまって」

まあ、用心棒くらいにはなるだろう。

「どーやって来られました?」

「タクシーで」

ですよねー。

T中M紀子に似たガイドの案内のもと、エジプト・アッシリア・ギリシアなどのゾーンを見学。

博物館内は、基本的に撮影自由。ロゼッタストーンと猫のミイラを見られたのがよかった。

17:00博物館脱出。その足で紅茶屋に向かう。

御一緒させて頂いた御夫婦は、日本人ではあるが現在は北京に赴任中とのこと。

奥方がロンドンに7年滞在していたため、英語は専ら奥方任せだそーで。

リバティやピカデリーを回って、明日はストーンヘンジ・バースを回るとのこと。

Dも54との約束がお釈迦になったので、ツアーでそっち方面を回る予定だとゆーことを伝える。

「ひょっとしたら、明日お会いするかもしれませんね」

明日のツアーは、仮予約できないとのことなので、直接「みゅう」を訪ねて予約しに行くことに。

朝は素通りするだけだった「みゅう」内部に到着。

邦人女性3人が受付・仕事中。ああ、これだよ、オフィスに求める雰囲気は。

ハポンの第3次産業は、イギリスに出店したら、絶対に駆逐できると思うよ。

店員のサービスの当たり前レベルが違いすぎる。イギリスは無愛想。

8坪程度の店内には、現地の日本語新聞も。T盤T子の結婚が一面。

明日のツアーの予約と、パブチケットの引き換えと、ウェストハムの最寄り駅を訪ねる。

「ホテルにチケットが、まだ届いてないんですよねー」

「あ、今、郵便局がストやってますよー」

な、なんだってー!!

「あ、あと、この地下鉄のラインが止まるので注意して下さいねー」

な、なんだってー!!

地下鉄のほうは、直接Dに関係のないラインであったが、郵便ストの方は重大だ。

チケットの届いていない理由が、郵便制度の怠慢だったとはな。ハポンじゃ考えられないな。

地下鉄は、修理と称してよく止まることがあるらしい。お国柄って便利な言葉。

パブチケットの使える最寄りの店を尋ねて、別れを告げる。

結論から言おう。パブは最悪だった。

パブチケットの存在を知らないパープー女の対応。英語を話せない日本人への軽蔑が滲み出ており、決して愉快なものではなかった。

パブは込み込みで、なんとか席を確保して座ったものの、早くどけよ視線を感じ、ゆっくりできない。

頼んだフィッシュ&チップスの量がパない。魚だけ食って、大量のポテトとグリーンピースを残し、通りすがりの姉ちゃんに「アイムフル」と伝えて退散。

「フィニッシュト」と伝えていれば、まだ好感度も上がっていたのだろーが、そんな語学力も持ち合わせていない。

帰りのビクトリア駅構内で、「WASABI」なる文字を発見。

・・・お持ち帰り寿司。

イギリスに来たら、日本食なんて食う必要もなかろーと考えていたのだが、こんなにも早く里心がつくなんて、思っても見なかった。

気がついたら、列の最後尾に並んでいた。

列に並びながら、イギリス人の嗜好をチェック。どーやら、サーモンが1番人気のよーだ。

寿司は、1つずつラップ包装されている。鉄火巻きは、2個で1つの包装。

1貫(2個)で1~1.5£。寿司のほかにも、ヤキソバやピラフなんかの販売もされている。

ただし、容器はポップコーンを入れてるよーなヤツ。こちらも量がパない。

イカ・タコ・サーモン・鯛・鉄火を、それぞれ1貫ずつ頼んで、会計は6£。

地下鉄の構内に入ったとき、ブログ用のメモ用紙と地下鉄マップを紛失したことに気付く。

1日目のメモはホテルに置いておいたので助かり。記憶の欠如が怖い上、精神的なショックが大きい。

パブの中での店員の対応があまりにも悪く、罵詈雑言をパブ内で書いていたのが災いしたか。しょげる。

ホテルに到着。どんなに満腹でも、寿司を前にすると胃袋に余裕ができてくるから不思議だ。

はは、ラップを剥がすと、米の部分が上に来る。

ワサビを米の上に付け、醤油を付け、いただきまーす。

は、はしがないぞ!

捜したら、寿司の間から見付かった。一安心。

・・・寿司と、酢飯とネタを合わせただけのものとは、天と地ほども違うことを実感。

米のメシと醤油には、中毒性があることを確認。

今日は、昨日よりマシだった。明日は。今日よりいー日になるはずさ。

チケットは、未だ届かず。

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