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2006年12月30日 (土)

思い込み

大団円を大円団だと思い込んでいた!

クリトリスをクリストスだと思い込んでいた!

イラマチオをイマラチオだと思い込んでいた!

Dは塾否定派である。小6~中1まで県内有数の進学塾の最上位クラスに在籍し、公立高校を志望していたこともあり途中でドロップアウト(自主退塾)、見事御三家と呼ばれる公立人気高校に合格。これで落ちてたら目も当てられない。ある程度の奴は自力で志望校に行ける、というのが持論である。

しかし、そこまでお利口な頭をお持ちの連中ばかりではない。また、実力校に余裕で行けるやつもいる。そんな奴らをつなぎとめているのが現在のDの稼業である。

Dの授業方針は「エンタテインメント」である。授業を演劇に見立て、塾生を飽きさせないことを第一義とする。中3は実績を出す都合上、確かに受験テクニックを詰め込む作業となるときもある。しかし、それは塾生が望む授業をした結果であって、恥じることではない。

普通以上の連中を飽きさせず、普通以下の連中(の保護者)を満足させる。学力はもちろんだが、相手様を満足させるサービス業なのだ。その点では飲食業も風俗業も変わらない。すごいよ。風俗のサービスは。まだの輩は一度経験してみるといい。何度も通えば、個人ごとのサービスの落差に気づき、快楽以上の人生訓を享受できるだろう。

塾生から「この内申やったらどこ(の高校に)行ける?」という質問をよく受ける。その前に自分の行きたい高校はないのか、と問い詰めたくもなるのだが、「行こうと思えばA高校にも行けるし、行く気がなかったらB高校にもいけないよ」と禅問答のような回答をするときもあれば、「このままやったらC高校、D高校も大丈夫やで」と希望を持たせる回答をするときもある。

頭の善し悪しで人生は左右されると思うが、勉強のできるできない、ましてや出身校で人生が大きく変わるということはない。むしろそんな人生願い下げだ。塾生に要求することは、「人に迷惑をかけないこと」「オレオレ詐欺に引っかからないこと」。高校にこだわらず、好きな道を歩んで欲しい。でも、塾に帰属意識を持たせて、Dの給料も落として欲しい。

明日は仕事納め。ブログの更新も来年3日までお休み。いろんなことがあった一年でもあり、何もなかった一年でもあった。来年の自分はいったいどこで何をしているのだろうか。先の読めない人生を送りたいものだ。

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